カテゴリー別おススメ トリオバンド

【プログレカテゴリー別】オススメアルバム トリオ編

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今回のカテゴリー別おススメアルバムは、トリオ編になります!

主にELPのようにキーボードトリオで、キーボードの演奏が前面に出ているバンドを紹介したいと思います!

プログレ好きのみならず、RPGゲームのボスとの対戦時のような音楽が好きな方にもおススメです!

EMARSON LAKE & PALMER / Tarkus

まずはトリオ編成本家の紹介から。

イギリスのプログレッシブロックバンド、エマーソン・レイク&パーマー(ELP)の1971年発表の2枚目のアルバムです。

1曲目のタルカスが20分に及ぶ超大作でLPの片面を占めており、残りの曲は小曲といったイメージのアルバムです。アルバムとして全体的なまとまりはありませんが、とにかく1曲目が物凄い!

アルバムジャケットに描かれているアルマジロ?と戦車が合体した架空の生物(タルカス)についての曲が1曲目のTrukusです。

タルカス誕生から海に返るまでのストーリーが音楽で表現されています。以下の画像は、LPの見開きの画像なのですが、これがタルカスのストーリーです。

  1. タルカスが火山から誕生(左上)
  2. タルカスはどんな生物(敵)もなぎ倒すほど強力(右上、左下)
  3. ところが強力な敵(マンティコア)がタルカスに立ち向かう(中央下)
  4. 死闘を繰り広げた結果、タルカスはマンティコアの毒針を目にくらい、海に返る(右下)

と言った内容なのですが、正直ストーリー自体は別に大したことない(失礼!)ですね。マンティコアの顔は何とかならなかったのでしょうか。。。「これがELPの名曲のストーリーなのか??」と思いそうなもんですが、そんなこと関係ない位に曲が凄いのです!

5拍子に乗せてハモンドオルガンによる難解フレーズが炸裂し、負けじとドラムが並走する様に、ぐいぐいとその世界観に引き込まれていきます!驚くことにベースもハモンドオルガンと同じフレーズを弾いています!(ライブだと更にテンポアップ!!)1971年にこれだけハードな演奏、表現を行っていたことに驚きます!

バンドというと、メンバーのうち1人くらいは他のパートとの調和を考えてクールな(前面にしゃしゃりでない)演奏をしそうなものですが、このトリオは全員前面に出てくるのです!個の個性を前面に出しつつも、バンドとして調和がとれていること自体がELPの凄さなのかもしれません。

また、当時はそこまで知られていなかったモーグシンセサイザーを使い、(おそらく)タルカスの叫び声を表現したりと、アイデアも豊富なのです。

  • シンセサイザーの可能性の追求
  • 今までにないフォーマットでの音楽の提示
  • 音楽的には複雑な作りなのに、ストーリーとしてはわかりやすい
  • 沢山のフォロワーを生み出したにも関わらず、ELPのような暴力的なまでの表現をするバンドはそうそういない(プログレトリオバンドの出発点なのに頂点に君臨している)

上記がELP、Trukusの凄さだと思います。今までにない音楽を創造しようとし、見事に成功している点がプログレッシブだと感じさせます。

プログレッシブロックのキーボードトリオのとっかかりとして、この作品から聴くので間違いないでしょう!

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