King Crimson

King Crimson

投稿日:2018年12月30日 更新日:

バンド概要

イギリスで1960年代後半に結成されたバンド、King Crimson(キング・クリムゾン)です。

※何をいまさらレビューなんぞを書くのか?と思うほど(私が紹介、レビューをすることがおこがましい、気が引けてしまうほど恐れ多い)なのですが、プログレッシブロックを語るうえで絶対に外せない重要なバンドであり、1人でも多くの方にKing Crimsonに触れるきっかけを提供できればと思い、記事を書きます。

King Crimsonは何度かの解散、再結成を経て2018年現在でも活動を続けているバンドです。その時々によって作成する音楽は変化し、新たな音楽を創造するという意味では唯一無二のバンドではないかと思うほどです。

特に1969年のファーストアルバムから、1回目の解散となる1974年までに生み落としたアルバムはそれ以降に登場するプログレッシブロックバンドだけでなく、様々なバンドに影響を与えた非常に重要なアルバム達と言えると思います。

月並みですが、ファーストアルバム、太陽と戦慄、Redはマストでしょう。

アルバムレビュー

In The Court Of The Crimson King(1969)

ロバート・フリップ:Guitar
グレッグ・レイク:Vocal, Bass
イアン・マクドナルド:Keyborad, Sax, Mellotron, Woodwind
マイケル・ジャイルズ:Drums
ピート・シンフィールド:Words, illumination, lyrics

邦題はクリムゾンキングの宮殿。
1969年発表の記念すべき第1作目になります。

プログレッシブロックの中でも最重要アルバム!必聴!
と、上記1文でまとめて本アルバムを聴いていただければ充分だと思ったりもしますが、レビューサイトに相応しくないのでもう少し書きます。

本作はいわゆるプログレッシブロックの出発点とされるアルバムで、ジャンルの確立やその他バンドへ与えた影響などを含めると、ロック史においても非常に重要なアルバムです。プログレッシブロック特集などの本では必ずと言って良いほど1番最初に紹介されるのが本アルバムです。恐らく本作が発表されていなかったら、ロックの未来はきっと違ったものになっていたに違いないでしょう。

プログレッシブロックを表現するにあたって良く見る表現(本ブログで私が表現しているものも含めて)として、「静と動の対比」、「ロックとクラッシックの融合」、「ロックとジャズの融合」、「変拍子の多用」と言ったものが挙げられますが、本作にはこれらの要素が全て詰まっています。しかも恐ろしいほどのハイクオリティで。

1969年といえばThe Beatlesが活動しており、メロトロンやシンセサイザーが登場し始めて音楽の表現の幅が広がった時代だと推測します。The Beatlesがアビーロードを発表した年に、デビューしたばかりのバンドがこれまでにない音楽を発表した衝撃はどれほどのものだったのでしょうか。

このアルバムの素晴らしさは理解しているつもりですが、このアルバムが発表された1969年にこのアルバムを初めて聴くという衝撃は体感することができず非常に残念です。

キングクリムゾンの主要メンバーとしては、リーダーであるギターのロバート・フリップが挙げられますが、本アルバムに関して言えば、音楽的にカギを握っているのはサックスやキーボードのイアン・マクドナルドや、ドラムのマイケル・ジャイルズのように思います。特にマイケル・ジャイルズの「21世紀の精神異常者」で聴ける縦横無尽なドラミングは、ロックにおけるドラムの可能性を広げたように思います。

音楽的な素晴らしさや、プログレッシブロックにおける出発点としての偉大さ、ジャケットも含めてカンペくなアルバムだと思います。プログレッシブロックの幹となる部分を作りだしたアルバムになると思いますので、きちんと聴いておきたいアルバムです。

-King Crimson

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